花火の写真は撮るな!~沖縄の怖い話~
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沖縄出身の私には、小さい頃の実体験から、一つ教訓があります。
それは、「花火の写真を撮るな!」
沖縄のお祭り「ハーリー」
沖縄には「ハーリー」というお祭りがあります。
毎年旧暦の5月4日に県内各地の漁港で爬竜船(はりゅうせん)競漕を行い、漁港には多くの屋台やステージが出店し、花火などが打ち上げられます。
ちなみに、爬竜船を漕ぎ競い合うことで航海の安全や豊漁を祈願しているそうです。
私の近所にも、港があり(そこで魚を釣っていたかは不明)、毎年ハーリーに行きました。
ゴールデンウイークといえば、ハーリー。
友人や家族と3日間ハーリーに通いづめていました。
一大イベント「花火」
ハーリーでは、毎晩打ち上げ花火が催されます。
音楽と一緒に打ち上げられる無数の花火は圧巻で、何度見ても飽きることはありませんでした。
子どもの頃私は、家族で共有しているデジタルカメラでハーリーの花火を一生懸命取り収めました。
帰宅して、母に花火の写真を見せると、
突然「うわああっ」母が驚きの声をあげました。
母が観ていた花火の写真を見ると、
空一面に咲く花火の右横に女の子の顔がそれはもうくっきりと映っていたのです。
そこに居た姉も、その写真にぞっとしていました。
あわててデータを削除しました。
他の花火の写真も確認しましたが、あの一枚だけでした。
後にも先にもあんなにくっきりと映りこんだ心霊写真はあの一枚だけです。
それはもうリアルで、テレビで放送される心霊写真なんて比べ物になりません。
思い出すだけでも、鳥肌が立ちます。
今思えば、あの港で亡くなった人は多かったと思います。
あの日以来、私は花火の写真は撮りません。絶対に。
唯一良かったのが、デジタルカメラだったこと。現像していなかったこと。
皆さんも気をつけてくださいね。