皆さんは、
家族に、
友人に、
職場の人に、
自分の言いたいことを言えますか。
私は、9割言えます。言っています。
けれども、職場の方を見ていると、配偶者の悪口を延々と職場で言ったり、
同僚の悪口を言ったり、本人には言わず、不満をためている方をよく見ます。
いえ、大半の方がそうかもしれません。
また、同僚が何かミスをした時に指摘しない方も多く見受けます。
私は、9割言います。言っています。2回目です。笑
ハッキリ物を言わないのって、日本人っぽいな~て思ってしまいます。
私も日本人ですが。
ただ、私も社会人になりたての頃は、ハッキリ物を言えない側の人間でした。
そんな私が変わったキッカケ、なぜ、人にはっきり物を言うのか。
本日は、そんなことを書きたいと思います。
◆言いたいことを言えずに、爆発し、2年で退職◆
新卒で入社した会社では、理不尽なことがあっても、反論することは一切ありませんでした。
「社会とはこんなもの」「社会人としての振舞い」という強迫観念みたいなものがあって、
職場でどんな嫌ことがあっても、されても、淡々と耐えていました。
けれども、入社して1年半が経った頃、「もう無理!」と思い、退職することを決めました。
よっぽどストレスだったのか、フェイスラインと首回りに吹き出物が出まくったり、
潜在性甲状腺機能低下症と診断されたり、もう体からの異常信号出まくりでした・・・。
退職1ヶ月前には適応障害と診断されたっけ(今は元気いっぱいなので記憶は朧気)。
とにかく、あの頃は精神的に本当にやばかった。
そして、本当に辞めて良かった。無職になったけれども。
◆繋ぎとして働いた派遣社員時代(約10カ月)◆
正規職員として働くまでの間、派遣社員として働いていました。
事務工場のような場所で、とにかく女性、女性、女性ばっかりの職場です。
ワンフロアに女性約200人と謎の男性1人。本当の話。
40、50代の方が多く、同年代の子はほとんど居ませんでした。
その時一緒に働いていた同じ派遣社員の方やパート職員の方は、
驚くほどハッキリ物を言っていました。
なかには、言い過ぎて首になった人もいましたが・・・笑。
なんでもかんでも言って言い訳ではないけれど、
思っていることを言うことは仕事の改善にも繋がるし、
自分のストレス管理にも繋がるんだなと学びました。
前職を2年で退職し、精神的にも金銭的にも参っていた私でしたが、
この派遣時代は精神的に救いになった時期でした。
お姉さま方にも可愛がってもらえ、一緒に飲みに行ったりもしました。
(今でも時々飲みに行く方も居ます)
同年代との付き合いは減ったものの、結構楽しかったです。
◆再出発◆
転職して、今の会社に入り、やっぱり理不尽なことばかりでした。笑
最初の1年は仕事を覚えている途中ですし、教えてもらう身でもあったので、
あまり言えませんでしたが、1年くらい経った頃からでしょうか。
もう、バンバン物を言うようになりました。
もう、バンバン。笑
仕事をやらない、覚えない先輩職員が多く、
このままでは理不尽に仕事を押し付けられ続けると思いました。
ただ、私が職場でハッキリ物を言うには、基準がいくつかあります。
・お客さんのため(接客業なので)
⇒職員の仕事が悪いとお客さんに迷惑をかけるので、改善した方がいいことはどんどん言います。
私も常に自分の仕事ぶりは見直しています。
・本人のため
⇒本人の仕事の改善に繋げてほしいと思って言っています。
(できるだけ、角が立たないように言うようにはしています。)
・職場全体の改善のため
⇒うやむやにするのではなく、改善すべきことをしっかり伝えることで、職場全体の仕事の質が良くなると思っ
て言っています。
そして、なかなか自分でもやばいなと思うのですが、
年上、上司関係なく、
物申してしまうのが癖になってしまいました。笑
出世とか正直どうでも良いので。笑
不満を本人に伝えず、陰で言ってしまうのって、
誰にも嫌われたくないんだなと思います。
それも一つの生き方だと思います。
角が立つこともないし、それ自体が悪いことではないとも思います。
だけれども私は、
・本人に伝えず、他の場所で不満をもらしても現実は何も変わらない。
・不満を溜めこむと、精神的にも身体的にも不安定になる。
・例え言いたいことを言ったことで、関係が悪くなったとしても、死ぬときにこの人の顔も名前も覚えていない。
(家族は別ですが)
と思って、
自分の意見はちゃんと言う生き方をしています。
きっとそれはこれからも変わらない。
けれでも、相手を傷つけるためだけの悪意があることは言わないようにしています。
そのバランスって難しいけど。
皆さんも我慢し過ぎないで、思っていること言ってみてはどうですか。
伝え方を工夫すると、案外良い効果をもたらしたり、
相手の見方が変わるかもしれません。
(ムミンブルーな日々からお引越し記事となります。初稿2022年3月6日)