人生30年経過!

人生30年経過しました。仕事のこと、好きなもののこと書き綴ります。

近所にあった事故物件 ~沖縄県那覇市〇〇~

本日は、地元にあった「事故物件」についてお話します。

 

「事故物件」

事故物件といえば、大島てるに始まり事故物件住みます芸人まで、

世に頻繁に取りざたされるようになりました。

しまいには映画まで制作されましたね。いや、すごい。

 

事故物件って身近なんですよね。だから興味を持つ人も多い。

私はひとり暮らし歴が長くて、それなりに引っ越しもしたことがあるから、

住むアパートを探す時にどことなく住みたくない感じの家はあったりするものです。

大島てるの事故物件サイトのおかげで、事故物件を回避出来るようになり、全く便利な世の中になりました。

 

しかし!!

全ての事故物件が載っているのでしょうか・・・!?

 

「火事で母子が亡くなったアパート」

これは地元の話。沖縄県那覇市のとある地域。場所は秘密です。

でも、地元の人が読めばわかるでしょう。

 

ある日、私の近所にあるアパートの1階の角部屋で火災がありました。

可哀想なことに、部屋に住む母子が亡くなってしまいました。

学校からの帰り道、たまたまそのアパートの前を通ったのですが、

真っ黒になった部屋から異様な雰囲気が漂っていました。

 

出来るだけそのアパートの前を通らないようにしていたのですが、

友人と帰り道を合わせたり、ふと忘れた頃に、そのアパートの前を通る道を選んでしまい、「あっ、このままじゃあのアパートの前を通らないといけない!」と気付いた時は、もう怖くて怖くて。

火事で人が亡くなったことを知っているからかもしれませんが、そのアパートの一室だけ異様な雰囲気を放っていたのです。

部屋の前、ちょうどベランダ側が道に面しているのですが、

部屋の中から見られているような気がするのです・・・。

 

しばらくすると、そのアパートの一室は貸し出され、人が住みはじめました。

それでもどことなく不気味な雰囲気は変わらず、よく人が住めるなと思ったものです。

 

上京して、帰省した時も、そのアパートをできるだけ避けていました。

そうこうしているうちに、またアパートの前を通る道を選んでしまったことがありました。

「嫌だな、さっさと通り過ぎてしまおう」と思っていた矢先、

なんとそのアパートの、その例の部屋だけ取り壊されていたのです。

取り壊されたその空間は、駐車場になっていました。

「ああ、やっぱりもう人は住めなかったんだな。」

妙に納得しました。そして、取り壊し、駐車場にするという大家さんの潔さに感心しました。

台風が多いことから、沖縄のアパートは鉄筋コンクリート造です。

だからこそ、アパートの一室だけ取り壊すということが可能だったのではないかと思います。

いずれにせよ、もうあの部屋を見ずに済むことに安堵を覚えました。

 

一度、大島てるの事故物件サイトにも、あのアパートが載っているか調べたことがあります。

結果、載っていませんでした。

地元ではあんなに有名だったのに。

 

大島てるの事故物件サイトには載っていない事故物件ってまだまだいっぱいあるのだと思いました。

部屋を選ぶ時は、気をつけましょう・・・。

 

(ムミンブルーな日々からお引越し記事となります。初稿2020年9月2日)