沖縄の心霊スポットについての考察
本日は、沖縄の心霊スポットについて語りたいと思います。
◆沖縄は心霊スポットの宝庫◆
第二次世界大戦に激戦地だったからなのか、沖縄は心霊スポットの宝庫です。
わざわざ有名な心霊スポットに行かなくても、近場に怖い所がいっぱいありました。
まずは、私の近所の心霊スポットから。
~近所の崖と防空壕~
私の近所に〇〇神社という神社があり、不思議なことに崖の上にありました。
住宅地の中に突然崖が出現するという違和感。
それもそのはず、昔この地域は海で、海を埋め立てて造られた地区だったのです。
そして、この崖は昔の処刑場だったことで有名でした。
おまけに崖の下方には、防空壕まであり、防空壕の前には慰霊碑までありました。
防空壕には絶対に入らないこと。崖に咲く百合の花は絶対取らないこと。
親にも学校の先生にも子どもたちは注意されていました。
言われるとやりたくなるのが人間の心理。
やんちゃな男の子が防空壕の中に肝試しに入ってしまうということがありましたが、実際に幽霊を視た訳ではありません。
でも、皆、背中に湿疹ができました。
虫にやられたのか、湿疹のできる植物に触れたのか定かではありません・・・。
私に限っては、友人が飼っていた死んだはずの犬が防空壕に入っていくのを目撃したことがあり、近づきたくない場所でした。
~小学校~
6年間通った小学校も幽霊が出ると言われていました。
学校の作りとしては、北校舎と南校舎を渡り廊下で結んであり、H型の建物でした。
北校舎には、全学年の教室。
南校舎には、音楽室や図工室、理科室などがありました。
その南校舎が何とも不気味なのです。
1階にある図工室は、雨漏りで壁の至る所にシミができていました。
また、屋上に続く階段が不自然なことに板で塞がれているのです。
屋上に子どもたちが入らないようにするために、階段ごと板で塞ぐ違和感。
屋上から人が飛び降りたから厳重に塞がれていると噂になっていましたが、先生たちは教えてくれませんでした。
そんなこともあって、南校舎が子どもたちにとって肝試しの場所となりました。
階段を塞ぐ板をノックしたら、ノックが返ってきた。
入れないはずの屋上に人影が見えた。
南校舎の教室で授業を受けると、体調不良の子がたくさん出た。
そんな小学校に通っていた私ですが、一度だけ何とも不可解な体験をしたことを覚えています。
放課後、友人らと校庭で遊んでいました。
「体育館で幽霊が出たらしい。」
ある友人が言い出し、みんなで体育館に肝試しに行くことにしました。
体育館に入ると、
フロア中に塩がまかれていたのです。
ちょっと入口に盛り塩があったとかそんなレベルではなく、
文字通り体育館の床一面に塩がまかれていたのです。
私たちは慌てて体育館を出て、職員室に行きました。
先生に体育館に塩がまかれていたことを伝えましたが、
はぐらかされてしまい、結局なぜあんなことになっていたのかわからずじまいでした。
********
沖縄に住んでいたのは、18年間ですが、今思うと、心霊スポットや怖い話をよく耳にしました。
上京してからは、近場の怖い話なんて耳にしません。(大人になり、そういう話をしなくなったからかもしれませんが・・・。)
沖縄にももちろん有名な心霊スポットはありましたが、もはや至るところが心霊スポット・・・だと思います。
心霊スポットと言われているところはもちろん、嫌な感じがするところには近づかない。
また場所がよくないところに建つ家には住まないこと!
沖縄に移住するときは十分気をつけましょう。
(ムミンブルーな日々からお引越し記事となります。初稿2020年9月21日)