人生30年経過!

人生30年経過しました。仕事のこと、好きなもののこと書き綴ります。

社会人になって弱音を吐くと、宗教に誘われる。~宗教入信者との付き合い方~

(ムミンブルーな日々からお引越し記事となります。初稿2019年12月22日)

 

社会人になって弱音を吐くと、宗教に誘われる。シリーズの第4弾になります。

第1弾 ~宗教勧誘は突然に~ では、私がはじめて宗教勧誘された時の話をしました。

第2弾 ~大学で遭遇した宗教勧誘~ では、大学生の時に遭遇した宗教勧誘の話をしました。

第3弾 ~社会人になっても宗教勧誘は続く~ では、高校時代からの友人に社会人になって宗教勧誘された話をしました。

この第4弾では、職場で仲良くなった人から宗教勧誘をされた話と、

無宗教で、今後も宗教に入ることはないと思っている人が、宗教入信者と友人関係を続けられるのかについて考えたいと思います。

 

◆前の職場で仲良くなった人◆

現在の職業に転職する前に、派遣社員として働いていた時期がありました。

その職場で、年上の女性数名と仲良くなり、次第に疎遠になっていったのですが、1人だけ交流が続いている方がいます。

仮にNさんとしましょう。彼女は子育てを終えた50代です。

親子ほど齢が離れているのですが、とても気さくで楽しい方なので、一緒に働いていた時から私はこの方が大好きでした。

 

転職し、派遣社員時代よりも激務かつ職場の人間関係に悩むようになった私は、Nさんに職場の愚痴をこぼしていました。

また、転職し、体重が激減したこともあって、Nさんは私のことをとても心配してくださりました。

 

◆正直、「ブルータス、お前もか」と思った◆

ある日、Nさんといつものように飲んでいた時のことでした。

「ムミ女のKちゃん、占いとか興味あるよね。今、私あるお寺に通っていて、そこに通うようになってすごく人生が良くなったんだ。今度、一緒に行ってみない?」

てっきりよく当たる坊主(占い師的な)がいるお寺なのかと思い、占いに興味があった私は、二つ返事で承諾しました。

「ちなみに、〇〇〇っていうお寺なんだけど、ネットで検索すると悪い噂もあるかもしれないけど・・・、決して悪い所ではないからね。」

という念押しもありました。

 

家に帰って検索すると、バリバリの宗教でした・・・。

正直、「ブルータス、お前もか」と思いました。

 

◆実際に行ってみて・・・◆

最寄り駅で待ち合わせし、Nさんと〇〇〇に向かいました。

中はもちろん誰でも入れるという訳ではなく、信者とその知人。

仏像がいくつかあり、そこにむかってNさん含め皆さんお祈りしていました。

郷に入っては郷に従え。私もNさんに習いました。

宗教の成り立ちや、何を祀っているのか等NさんやDVDの説明を受け、何となくその宗教のことを理解しましたが、

残念ながら入信したいとは思いませんでした・・・。

Nさんにも入信の意志はないことを伝えました。

「今日のことがあったからといって、友人関係を辞めないでね。」といった旨のことを言われました。

 

◆その後も何度か勧誘される・・・◆

Nさんが仕事で悩み果てた私のことを思って誘ってくれたことは理解していたので、もちろんその後もNさんとは会いました。

〇〇〇が運営母体の美術館に一緒に行ったり、その後も勧誘されることはありました。

その度に、固くお断りしました。

Nさんからは、「今はそうかもしれないけど、気が変わったらいつでも言ってね。」と言われました。

ただ、何か弱音を吐く度に宗教に勧誘されると、こちらも身構えてしまい、次第に悩みを言えなくなりそうです。

 

 

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◆宗教入信者との今後の付き合いについて◆

現在、私の友人の中に宗教入信者が3名居ます。

それぞれ、勧誘の度合いや付き合いの頻度も違いますが、基本的には、今後も縁があれば友人関係を続けていきたいと思っています。

ただ1名、定期的に会うことも無くなりつつあるのに、選挙の時だけ電話をかけてくる友人については関係を見直したいと考え始めています・・・。

宗教勧誘という部分を差し引いて、その友人関係を見た時に自分にとって居心地のいいものであれば、もちろんこれからも仲良くしていきたいですし、そうでなければ自然消滅したい。

それが私個人の正直な気持ちです。

ただ、今後あまりにもしつこい勧誘をされた時は、縁を切るかもしれません。

 

 

宗教勧誘は、友人関係を簡単に壊す可能性があります。

もし、今、この記事を読んでいるあなたが、宗教をしていない友人に勧誘をするのなら、十分にそのことを考える必要があります。

自分が善いと思う宗教を、友人・知人にも勧めることは善いことだ。

私が今まで出会った宗教勧誘者の皆さんは、共通してそう考えていました。

入信し、救われたと感じているあなたにとってそれは善であるかもしれませんが、それが必ずしも友人・知人にとっての善とは限りません。

勧誘する時は、そのことを認識してほしいと切に願います。

 

一方、勧誘を受けた私たち(無宗教者)も、良かれと思って、彼ら・彼女らが勧めていることを理解すれば、世界は少し優しくなるかもしれません。

 

以上、私が何度か宗教勧誘を受けて感じたことでした。

親しい友人から宗教勧誘を受けて対応に困っている、逆に親しい友人に同じ宗教をしてほしい。

そう悩んでいる人の参考になればと思います。

第4弾でとりあえず終了です!