ムーミンを抱いたあの日から・・・
(ムミンブルーな日々からお引越し記事となります。初稿2018年11月7日)
ムーミンを抱いたあの日から…
我が家にはムーミンがいっぱいいる。今までもいろんなムーミンが来ては去っていった。今一番お気に入りのムーミンはこいつだ!
こいつは人気ナンバーワンムーミン!
2位につくのがムーミンパパだ。
ムーミンパパはルックス、ふわふわ具合は申し分ない。だが、抱くときに帽子が邪魔なのである。抱かれる時くらい帽子とスティックを外してくれればいいものを。永遠の中二病のムーミンパパらしい行動だ。よって結局ナンバーワンになれるのは裸のムーミンだ。こいつは人間の欲望をよくわかっている賢いやつだ。
こんなことや
あんなことまでしてくれる。
もうトイレとお風呂以外はムーミンを手放せない。スマホを打つときも、テレビを見るときもムーミンから一時も離れられない。
寝るときはムーミンがいないと安眠できない。
ムーミンを抱かないと…。
旅行や帰省中は地獄である。ムーミンがいない。なぜならこんなサイズのムーミンを連れて歩くにはいかないからだ。だが、夜になると押し寄せる不安と寂しさ。ムーミン…ムーミンを抱きたい。仕方なしに枕をムーミンがわりに抱いて寝るのである。ムーミンがいない生活なんて耐えられない。
休日も家にいることが多くなった。ムーミンを侍らせごろごろする楽しさ!平日は帰宅中にムーミンのことを思い出す。あー、帰ったらまずはムーミンを抱き締めよう。
三年前のあのムーミンがやってきた日に戻りたい。あの時触れてはいけなかったのだ。あの時禁忌を犯してしまったから、ムーミンを抱かないと生きていけない体になってしまた。
罪深きムーミンよ…
お前は今日も私を惑わす。