職場で我慢はよくない。
かれこれ社会人経験7年になりました。
1度の転職と、3つの職場を経験した私ですが、仕事を通して思うことは、
「職場で我慢はよくない。」です。
では、私の過去の仕事経験からこの結論に至った経緯をお話したいと思います。そんでもって、このサイトを訪れた迷える若手社会人に勇気を与えられれば!
新卒で入った職場について
新卒で入った職場は、第一希望でした。特殊な職種で、新卒採用でなかなか空きがなかったのです。
希望に胸を高鳴らせて(実はそんなに高鳴っていない)、いざ出社すると、
まあ、そんなに嫌な感じはしませんでした。
部署の構成は、全員女性。単発事業を請け負っている関係で、一名増員され、係長と平社員4名の計5名で働いていました。
最初は、そこまで嫌な感じはしなかったのですが、
・係長がとにかく強く、彼女が正義。
⇒すべて彼女の思うがままでした。
・一番年の近い先輩が異様に冷たい。
⇒自分よりかわいい新人が嫌だったのでしょう。笑
・教えられていないことを間違えると怒られる。
⇒社会人あるあるですねえ。
てな感じで、まあメンタルブラックな職場でした。
当時社会人になりたての私は、「職場なんてこんなものなんだ。」と思い、理不尽なことで怒られても逆らわず、なんとか仕事を覚えようと邁進しました。
入社して知ったことなのですが、実はその職場新しく入った人が最長1年しかもたず、ここ4~5年は、毎年採用募集をしていたのです。
(業界のなかでは待遇も仕事内容も比較的恵まれているので、なかなか欠員が出ないはずなのに・・・)
入社2年目になり、
「これでやっと落ち着いたわ。毎年欠員が出て、私たちに問題があるっい言われていたのよ。入ってきた人に問題があったのに。」
と係長は喜んでいました。
そんな係長とは対照的に私は次第にメンタルがやられていきました。
この頃から顔や首にニキビが大量発生し、休日に出かけるのも億劫になりました。
唯一救いだったのが、単発事業を請け負うために雇われた先輩職員(30代前半)と、他部署の派遣社員(30代後半)と飲みに行き、愚痴をこぼせることでした。
先輩職員は、
こんな職場はおかしい。係長は人格を否定するような注意の仕方や、新しくきた人を外れものにするような話方をする。私も気持ちが落ち込んで、以前出来ていたはずのことが出来なくなってきた。辞めた方がいい。私も事業が終わったら絶対に辞める。(この頃、事業終了後も増員で配置する話が出ていました。)
と言っていました。
それに対し私は、
たった2年で辞めるのはちょっと・・・。もう1年は頑張りたい。
と呪いのように「石の上にも三年」という言葉を自分に言い聞かせていました。
ただ、メンタルの不調が続き、ニキビも大量発生し、
そして、、、甲状腺がおかしくなってしまいました・・・!
診断がついた時、いよいよ「ここに居たらだめだ!!」と思いました。
辞職の意志と有休消化
良くも悪くも辞める4、5カ月前に上司に辞める意志を伝えてしまいました。
もちろん引き留めにあいました。頑なに拒みました。
「3年も経たずに辞めたら、どこも難しいわよ。まあ、ムミ女のKさんは賢いから公務員なら受かっちゃうのかもしれないけどお。」
と言われました。
(〇ね!!!!!)
また、2月中旬から有休消化したい旨を伝えると、
「有休なんて使わせないわよお」と怒られました。
係長いわく、有休は働いた日数に応じて使えるものとのことでした。
後日そのことを飲み仲間でもある先輩職員に伝えたところ、
そんなことはない!権利だから消化していいんだよ!そのために早めに辞職することを伝えたんだから。
とお墨付きをいただき、
体の不調を訴え、見事有休消化を勝ち取りました!!
当時のメンタル不調MAXで、診療内科で「適応障害」と診断されたのです。
転職活動はいかに・・・
上記のような経緯で2年で仕事を辞めた私ですが、在職中の転職活動はうまくいかず、
社会人3年目の春、無職になりました。
ハローワークで求職登録をしたものの、使い物にならなかったので、
求人サイトでの就職活動を再開しました。苦笑
6月上旬頃、やっと2社ほど内定をいただいたのですが、
その頃の私はもう職場への不信感がすごくて・・・
また同じような目にあったらどうしよう・・・
もう少し考える時間がほしい、でもひとり暮らしだから生活費を稼がねば・・・
そうだ、とりあえず派遣社員になろう!
と思い、派遣社員として働くことにしました。
派遣会社に登録したら、2週間ほどで勤務先が決まり、なんとか生活できるくらいのお給料をもらえようになりました。
その間転職活動をし、翌年の4月から正社員として再出発することになりました。
そして今・・・
今の職場でも、嫌なこと・大変なことはいっぱいありました!笑
もう嫌なことだらけ。
嫌いな奴だらけ。笑
目白押し。
それでも、なんとかやっています・・・。
転職してもちろん環境も変わったのですが、私自身とても変わりました。
最初は嫌なことがあっても淡々と仕事をし、不平不満も、口ごたえもしませんでした。
が!!
「嫌なら嫌と言わなければ、(嫌な仕事を押し付けられ)いいように使われるだけ」と気づいたのです。
それから上司であろうが、先輩であろうが、自分の意見は言います。
不平・不満も言います。目の前で。
だけど、口だけではなくて、自分の仕事は真面目に取り組むようにしています。
不平・不満を言ったところで、改善されることは正直あまりないのですが、笑
それでも良かったことはあります。
何より、我慢をしながら仕事をしていたあの頃よりもストレスは減りました・・・!
(それでもストレスフルだけど・・・!)
少し話が戻るのですが、派遣社員として働いていた職場が、これまた女性ばっかりだったんですよ。
幅広い年齢層がいたんですが、4、50代が主でした。
正社員より派遣社員やパートが多い職場だったからかもしれませんが、
皆さん自分の意見ばんばん言うんですよね。
「おお!それ言うんですかい?」って思うこともあったんですけど。
自分の思っていることを相手に伝えるってことも大切なんだなと思いました。
言わないと伝わらないしね。
言っても伝わらないこともあるけど。苦笑
一昔前の私なら、職場で不平不満を言うなんてご法度!みっともない!って考えてたんですが、ずいぶんスタンスが変わりました。
社会人としてちょいとアウトな感じがしますけど、
部署内では一応エースなんです。(自分で言うと痛いですね・・・)
もちろん井の中の蛙、他部署には私よりも出来る人がいるし、そもそも自分が出来る人だとも思っていません。私にとって出来る人は、「不平・不満を言わずに仕事をサラリとこなす人」なので。
でも良いんです、別に出来る人じゃなくて。
ただ、自分のベストは尽くします。そのベストを尽くす上で、不平・不満も言っちゃいます。
やること(仕事)やる、意見(不平・不満含む)は言う!
職場で我慢はしない(そう思っても我慢することは多し)。
職場で日々揉まれた結果生じた、教訓?です。
社会人なりたての人、特に気を使うタイプの人って、もう日々ストレスに塗れている思うんです。
私の経験と教訓?がそんな方々の励みになればと思います。
お読みいただきありがとうございました!
(初稿2020年10月7日)